「F と申します。オーストラリア人男性です。」
漢字仮名混じりのメールで琴の体験申し込みが来たのは、昨年10月のことでした。
日本語を流暢に話す彼は、ピアノ・クラリネット・ギター・和太鼓の演奏経験がある、いわゆる「音楽オタク系男子」です(^-^)
現在は絶賛、琴にどハマり中!
YouTubeで琴の音楽を聴き漁り、古典から現代曲まで様々な曲を知っています。
お稽古は五線譜よりも琴譜(漢数字の縦書き譜)の方が読みやすいというから驚きです!
そして「僕の名前を日本語表記にしたらどんな字かな?」と友だちと考えたそうで・・
こうなるそうです(笑)難しい漢字をとっても上手に書いて、感心します(^-^)
今日は作務衣姿で現れ、17絃を初体験。
すぐにコツを掴み、一時間程ですらすらと弾けるようになってしまいました。
楽器を操ることと国籍は全く関係が無いのだな~と、彼を見ていて思います。
とある日のお稽古では「シャシャコーロリン」という琴の指導で使う専門用語を彼が鸚鵡返しに呟くので、思わず私は笑ってしまいました。
日本人で「シャシャコーロリン」という言葉を知っている人も、そう多く無いはず・・(^-^;
ゆくゆくは古典の弾き歌いにも挑戦したいのだとか。
やる気満々!Fくんのお稽古は私にも良い刺激となっています。