3月23日(土)東京大井町の「きゅりあん小ホール」で開催予定のコンサートに、ゲスト出演させていただきます。
主催の野舘けい子さんは杉田弥生先生のご友人であり、東欧ハンガリーで生まれた木の笛【コカリナ】の演奏者です。
不勉強な私は最初「えっ!コカリナ?オカリナの言い間違えでは?」と思ってしまいました(^-^;
前に4つ、後ろに2つ指穴があり、1オクターブ+1音が出るそうです。
一般的な五孔尺八は指穴が前に4つ、後ろに1つですからシンプルな形状が似ています。
出せる音域も「ドレミファソラシドレ」だけなんて!何とも可愛らしい楽器ですね(*^^*)
チラシの裏面を見ると、野舘さんとゆかいな仲間たちといった感じ。
みんなで古希祝いをするような、ファミリーコンサート風になるのかな~と想像しています。
今回は残念ですが和楽器とコカリナの共演は無く、私たちはゲストコーナーとして平井澄子先生作品を二曲お届けします。
一つは車人形を遣った「新曲まんざい」です。
この曲は「まんざい」と「やしょめ」の二人が登場する、明るくおめでたいお話。
車人形とは、人形遣いがろくろ車という特殊な箱車に腰掛けて操る人形芝居です。
人形が舞台を自由に歩き回るところに最大の特徴があります。
もう一つは「新曲ツルの巣籠もり」です。
尺八本曲「鶴の巣籠もり」は親子の情愛を表した曲ですが、それを発展させて平和をテーマに掲げた劇的な楽曲となっています。(ベトナム戦争がおきた年に作曲されたそうです。)
語り・和楽器演奏と共に、美しい切り絵を投影して皆様にご覧いただきます。
ご来場の皆様、そして野舘さんに喜んで頂けるよう、精一杯務めさせていただきます!