今週末は「スポーツの日」の祭日を含む三連休。
秋晴れでお出かけ日和のようですね。
その一週間後10月19日(日)、都山流尺八神奈川県支部の皆様による演奏会が横浜市南公会堂で催されます。
この演奏会に参加することは毎年の恒例行事の一つで、私は師匠社中の一員として古今組「春の曲」を弾かせて頂きます。
この曲は幕末、名古屋の吉沢検校が作曲した古今組「春の曲」「夏の曲」「秋の曲」「冬の曲」「千鳥の曲」の中の一曲です。
曲調は雅楽風、歌詞は古今和歌集から引用されており、春を題材とした六首から「鶯の初音」「若菜」「桜」「藤」など、春のうつろいが歌われています。
この日のために猛暑の夏、残暑の秋を乗り越え合奏練習を積んで来ました。
通常、古今組は箏の本手・替手と尺八で演奏しますが、筑紫会初代宗家の筑紫歌都子先生による三絃手付けがあるので、今回は箏本手・三絃・尺八の三曲合奏形式で演奏します。
三絃が入ることは珍しいので、ご興味のある方は是非ご来場下さいませ!