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第13回(一社)平井澄子記念音楽振興会コンサートのお知らせ

投稿日:2024年10月2日
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箏娘♪コンサートの一週後後10月6日(日)は、成瀬コミュニティセンターにて平井澄子記念音楽振興会のコンサートです。

猛ダッシュでその演奏曲に取り掛かかります!!

今回のメインは「新曲さんしょう太夫」

この曲は10年前、杉田弥生先生率いる伝統音楽研究会「和楽器で楽しむ日本のうたと語りⅤ」の舞台で演奏させて頂きました。

杉田先生による三味線の弾き語りを主軸に、箏、十七絃、尺八、笛、そして車人形も入ります。その時は大々的に超大作を披露!という印象でした。

今回は残念ながら車人形は入りません。

三味線は長唄の東音田口拓さん、語りは東音野口悦治先生です。

私は前回と同じく十七絃を担当させて頂きます。

野口先生とは平井澄子先生の大作「切支丹道成寺」で何度か共演させて頂いていますが、田口さんは初対面。

先だっての藝大アカンサス音楽祭の舞台で演奏されている姿は拝見していますので、共演出来るのが楽しみです。

 

さんしょう太夫の物語は、説教浄瑠璃で語り伝えられ、全国に広がりました。

森鴎外の小説「山椒太夫」も有名です。

簡単なあらすじをご紹介します。↓

父を訪ねて筑紫へ行く途中、つしおおは母と姉・あんじゅと共に筑後の直江津で人さらいの山岡に騙され、つしおおと姉は丹後の国のさんしょう太夫の所の奴隷となり、母は佐渡へと連れて行かれました。姉のあんじゅは湖水に身を投げ、悲しい死を遂げます。その騒ぎの最中、つしおおはさんしょう太夫の所を抜け出し刀鍛冶として修行を続けます。それから十二年、母を探しに佐渡へと渡ってきました。人さらいの山岡は土地の役人の次郎右衛門と結託して、つしおおを亡き者にしようとしますが逆につしおおに倒されてしまいます。呆然と佇むつしおおの耳に、微かに聞こえる鳥追いの歌・・・「あんじゅ恋しや、ほう、やれ、ほう。つしおお恋しや、ほう、やれ、ほう・・・」。こうして、つしおおは母と再会を果たします。

事前の下合わせは明日と当日の短いリハーサルのみ!

平井澄子先生の実演録音でイメトレしながら、練習を頑張ります。

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