第48回全国高等学校総合文化祭・岐阜大会に向けての派遣激励会が横浜市西公会堂にて行われました。
神奈川県から派遣される高校文化連盟の部門は以下の通り。
演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、マーチングバンド・バトントワリング、美術・工芸、書道、写真、放送、囲碁、将棋、弁論、小倉百人一首かるた、新聞、文芸、自然科学、郷土研究
我々日本音楽部門・神奈川合同チームも朝から会場入りし、まず舞台リハーサルです。
その後控室で昼休憩をはさみ、合奏の小返しを行った後本番調弦をとり、演奏披露です。
決意表明の言葉が演奏前にアナウンスされます。
「私たち神奈川県合同は六校で構成されています。演奏する曲は橋本みぎわ作曲【流星群】です。五年前の佐賀総文でも県合同として演奏しました。私たちならではの音を出せるよう心を一つにして練習を積み重ねました。孤独・思いやり・友情が詰まったメロディーを表現豊かに演奏したいと思います。」
実はリハーサルで第四箏の絃が切れるハプニングがありました。
(この生徒は一年前の全国大会の舞台で、切れかけた絃を一本飛ばしながら最後まで弾き切ったというツワモノ。)
生徒たちのコンディションも決してベストでは無く、十七絃奏者は腱鞘炎が悪化気味、もう一人はピッチカートで左手中指に血豆が出来かけているため使い慣れない指を駆使、他にも足をくじいて正座がきつい子等々・・。
何かしら問題が発生するのは、部活動のあるあるです。
高校生は本番に向けてコンディションを整えて行くということがあまり上手にできません(^^;
学校の定期テスト、行事などで部活動が出来ない期間があるため、コンスタントに楽器練習が出来ない為と思われます。
自宅練習用のマイ楽器を持つ子もほぼいないでしょう。
そのような事情から、急激な練習でどこかを痛めてしまうことが起こります。
今日の本番演奏は全体として大きな事故もなく、ほどほどの出来でした。
しかし!!
まだ行けるはず。
更なる高みを目指し、ここからもう一歩二歩登り詰めます。
岐阜大会まで残り約二週間、出発前の合同練習はあと二回。
みんなで心をひとつに!