今月から当教室に仲間入りしたCさんは中国の方です。
日本語が非常にお上手で、お喋りも大好き。
お話を聞いていると、国民性の違い(大陸育ちの雄々しさ)を強く感じます。
でもとってもチャーミングで、一生懸命に琴を弾く姿に心動かされます。
彼女は山口百恵の「ありがとうあなた」が弾きたいから、楽譜を買ってくれと言います。
その曲名を聞くのは初めて。
私が山口百恵の曲ですぐ思いつくのは「プレイバックpart2」「いい日旅立ち」「秋桜」あたりです。
それらの曲目を挙げてもCさんは知らないと言います。
「ありがとうあなた」は中国で放送されたテレビドラマ(山口百恵、三浦友和主演)のテーマ曲だったようで、中国の人は大好きなのだそう。
「う~ん、琴の楽譜は多分売っていないから、私の手書きで良いですか?」
耳コピで作成することにし、ある夜何度も楽曲を聴いているうちにメロドラマっぽい曲調が脳内に滲み滲みに・・(^-^;
琴初心者のCさんが日本語の楽譜をなるべく読みやすいように、大きくはっきりとした文字を心がけて書きます。
完成した譜面で昨日レッスンしてみたら、頑張っておうちでも練習するよ!と意欲満々。
そして糸番号の紙を貼ったおうちの琴の写真がこちら(^-^;
「Cさん、ちょっと間違ってるよ~」と正しい写真を撮ってこちらからも送信。
今は実に便利な時代ですね。
Cさんが長く日本文化に親しんでくれることを願います。