私がかつて指導に行っていた高校箏曲部のOB二人が、昨日我が家に遊びに来ました。
現在は大学三年生になっている二人。
I君は自分で中古の琴をゲットして、高校卒業後も趣味として弾いていたそうです。
彼が「カッコいいから琴で弾いてみたい!」と思った曲を、自作の譜面として大学ノートに書きおこし、同期生のK君も誘ってひょっこりうちを訪れたのは4月のこと。
若者がハマる曲の情報を知ることが出来て、私も有難い!
I君の琴パートに合わせられるように17絃の譜面を作ってあげるから、二重奏で合奏してみたら?と私が提案し、昨日実現しました。
部活のノリで、二人は「ムズッ!」「やべ~間違えた!もう一回!」などと言いながら二時間半、真剣に弾いていました。
「やっぱ琴楽しい!」と言ってくれて、私も嬉しい限り(^-^)
二人共、福祉系の大学に進学して実習で忙しく、就職活動もぼちぼち始まりそうなのだとか。
I 君は実習の一環としてある施設で琴演奏のボランティアもしたそうで、彼自身が知らない懐メロ「瀬戸の花嫁」を選曲して(シニアの方に喜ばれる曲をと考えて)譜面を自分で書いて演奏し、喜ばれたと言っていました。
良くやった!
未来ある若者が和楽器を積極的に弾いてくれることに希望を感じます。
二人共、就職してからも趣味として細く長く続けてくれることを願っています。