七月七日の夕刻に行われたDUO LIVE。
お陰様で立ち見も出る程の大入り満員でした。
オープニングはその名もずばり「七夕」という山田流の箏二重奏曲。
歌の節回しが【THE 山田】なので、私としては普段の歌との違いが面白く新鮮な気持ちで弾けました。
二曲目は二つの三絃の為の八章「群」。この曲はいつぞやの茅ヶ崎市民文化祭での演奏の再演です。
最後の八章が猛烈なスピードだったので、弾き手も聴き手も手に汗握るおもいでした!
三曲目は田中泉代賀さんのソロ、山田流箏曲「花三題」
次に私のソロの番です。
「七夕の夜にちなみ【見上げてごらん夜の星を】【ジュピター】の二曲を用意して来ました。」と前振りし、それぞれの曲解説をします。
そして「どちらが聴きたいですか?」と投げかけ、お客様の人気投票(拍手)でより拍手が大きい方の一曲だけを弾くことに。
結果、拍手が大きかった「ジュピター」を演奏(^^♪
締めは私と泉代賀さんとの交流が深まるきっかけになった曲、宮城道雄作曲「さしそう光」です。
あまり邦楽に詳しくないお客様から「この曲に関心を持った」とか「この曲が良かった」というお声が聞かれ、意外であり嬉しくもありました。
今回は気軽なお店でのライブということで、私はいつもの和装ではなくチャイナドレス(恥ずかしながら・・)で演奏しました。
以前、当教室でお稽古されていたCさんからのプレゼント、本場仕込みのチャイナドレスです。
試着したきりなかなか出番がなくて気にかかっていたのですが、Cさんがライブを見に来て下さるとの連絡があったのでお披露目することに。
いつもの和装に比べてドレスは涼しくて動きやすく断然らくちんです!
Cさんとも再会できて、思い出に残る七夕の日になりました。
その晩、自宅前で夜空を見上げると七夕伝説の織姫・彦星の星座であるベガ(こと座)とアルタイル(わし座)がうっすらと見えました。
天の川までは見えませんでしたが、年に一度の逢瀬は叶ったようです(*^^*)