昨日は朝九時から正午過ぎまで、田中泉代賀さんとライブの合奏練習を行いました。
どちらかというと夜派な私たちが珍しく「朝練」を決行!
ただ単に二人の予定が合う時間がそこしかなかっただけですが・・・(笑)
今回のライブで、七月七日に因んで山田流箏曲の「七夕」という曲を演奏します。
私自身は生田流ですが、大学時代に初歩的な山田流の曲「ひぐらし」「子の日の遊び」を習った経験があります。
その後、泉代賀さんと古今組「秋の曲」を演奏させていただいたこともありました。
この時は山田の譜面と生田の譜面で随分と違いがあったので、山田の方で演奏しましたがかなり苦労した覚えがあります。
箏という楽器に全く馴染みが無い人からすれば、山田・生田の違いもよくわからない(知らない)ことでしょう。
その音楽を聴いても、もしかしたら差異がわからないかも知れません。
二つの流派の大きな違いは、まず見た目としてわかりやすい琴爪の形、それに伴う座り方があげられます。
これは学校の音楽教科書にも必ず掲載されている事柄です。
しかし最も重要なのは、その流派の成り立ちに関係する音楽的な要素の違いです。
興味関心を持って下さる方に、お話も交えながら生演奏をお聴きいただきその違いを感じてもらいたいな~とかねてより考えていました。
今回のライブは私のちょっとした夢の実現でもあります。
残り一週間。
当日、お客様に向けて良い演奏が出来ますように、しっかり調整していきます!