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タケシタさんの教えを胸に

投稿日:2024年4月6日
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昨日は三味線弾き語りの教えを乞う為、タケシタさんのお宅へ二度目の訪問。

今回、平井澄子記念音楽振興会演奏会(4月14日、山梨県大月市)にて、私は三味線弾き語り曲「雪女」(若林一郎台本、平井澄子作曲)に挑戦させていただきます。

台詞も交えて約30分近く、一人で演じます。

このような曲を演奏するのは、私の音楽人生において初めてのこと。

まず最初に楽譜が届きましたが、それが苦手な五線譜で・・・(^-^;

解読作業に始まり、次に縦譜へ書き換えます。

譜面上の不明な奏法や台詞の言い回し等、疑問点が多い為、伝手を頼って音源を探しました。

「雪女」の委嘱者であり、唯一の演奏者であるタケシタさんの音源をどうにか手にいれ、聴いてビックリ「大変だ~!こんなお芝居がかった演目、私に出来るの??いやいや、出来る気がしないんだけど・・(泣)」

「何で引き受けちゃったの?自分!」と思いつつ、とにかく一度タケシタさんにお会いしてお話を聞いてみたいとお訪ねしたのがちょうど一ヶ月前の3月5日のことでした。

タケシタさんは「小林ハル」さんという方に長く師事し、瞽女歌を継承した方です。(小林ハルさんは映画化もされた、最後の越後瞽女と呼ばれた人物。)

初対面でタケシタさんの話声の大きさ、迫力に気圧されてしまった私(>_<)

その日は殆ど何も弾けず語れずスゴスゴと撤退。本気で頑張らないと!!と気合いを入れ直し猛特訓が始まりました。

そして自分で出来る限りの練習を積み重ね、ある程度出来てきたところで家族に聴いて貰い、客観的意見を言って貰いました。

次に我が師匠(平井澄子先生に師事していた)のところに押し掛け、ご批評して頂きます。

今度こそと、満を持してタケシタさんを訪問したのが昨日4月5日。

タケシタさんは何も言わず最初から最後まで聴いて下さり、開口一番「この短期間で良くここまで仕上げて来たわね」と言って下さいました(泣)

そして幾つかアドバイスも頂戴し、本番も頑張りなさいと言って頂けて、ホッと胸を撫で下ろしました。

その後、私はおねだりして瞽女歌の松阪と言う曲を聴かせていただきました。(有り難し!)

残り一週間。本番に向けてもうひと頑張りです!

 

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