昨日は藤沢の朝日SHOW HALLでのコンサートでした。
湘南エールアンサンブルさん主催、音楽で世界を巡るというシリーズ企画。
今回は「日本」がテーマということで、第一部は僭越ながら私のソロとお話をさせていただきました。
新聞折込チラシで申込んでくださったり、湘南エールのファンの方など邦楽関係者ではないお客様が多いので「あれも言いたい、これも伝えたい」とつい欲張ってしまい、持ち時間をオーバーしてしまいました(^^;
休憩時間には最前列の真ん中のお席のジェントルマンが大変積極的に質問を投げかけてこられ(まるで小学生男子のような無邪気さで!)、箏に強い関心を持っていただけたのが嬉しかったです。
第二部はヴァイオリニスト坪田さんとのアンサンブルです。
今回は再演曲ばかりだった為、少し余裕を持って演奏出来ました。(とは言え油断大敵ですから、個人練習はそれなりに積んで臨んでおります。)
特に回数を重ねている「春の海」やバッハの「アリア」、ビバルディ四季より「春」についてはだいぶ体に浸透してきた感があり、同じ曲を繰り返し演奏することで見えてくるものがあるのだな~と思いました。
下合わせの際、坪田さんは「今回はこんなイメージで弾いてみたい」と提案され、定番曲を毎回同じように弾くのではなく、違う表現にしてみるという発想に気づかされました。
邦楽の古典などは特に「型」のようなものがあって、正しく踏襲することに重きを置きがちです。
場合に応じてですが、柔軟に演奏できる方が良いですよね。
お客様に笑顔でお帰り頂き、ホッと胸を撫でおろしました。
次の七夕DUOライブも頑張ります!