昨日は高校箏曲部の指導、最終日でした。
箏の指導インストラクターとしてこの高校に来たのは、確か2015年頃なので、丸7年通ったことになります。
4月から別の高校へ移動するため、この高校の次期インストラクターは信頼のおける方に引き継ぎました。
先週、顧問の先生方と部員たちにお別れの挨拶と共にメッセージカードも渡し、万事O.K. (^-^)
最終日は新入生への部活動紹介演奏に向けて曲練習をみて、静かに幕引きと思っていました。
という訳でいつも通りに練習をしていたら・・・。
「こんにちは~」と誰かの声。
卒業生たちです!
懐かしい顔ぶれが続々と部室に入って来ました。うわ~久しぶり!
寄せ書きやお花のプレゼントを頂き、バイト代でお菓子を買って来てくれた子たちもいて、みんなで和気あいあい食べながらお喋りしました。
卒業生たちの近況は様々で、社会人になっている子や結婚した子もいて、時の流れを感じずにはいられません。
部活のエピソード、懐かしい思い出話もあり、集まったみんなも一瞬高校時代に戻ったような気分で寛いだ表情を見せていました。
そして折角だからと、現役とOBで「千本桜」の合奏大会もしました。
OB たちは何年ぶりかで琴爪をはめて楽器を弾きます。
女子たちはあまりブランクを感じさせず、徐々に勘を取り戻してスラスラ弾くのですが、男子たちはかなりお忘れになっていて(笑)絃の位置がパッとわからずシドロモドロの子が多かったです。
男子部員は十七絃の担当が多く、これは十三絃よりも取っつきにくい楽器なので致し方無し。
「もう少し練習時間が欲しかった!」と言っていました。
2年半程の高校部活動。短くも濃い時間を共に過ごした仲間との繋がりを大切に、そして身につけた箏演奏の技術も大切に。
願わくばどこかでまた再開してね!と伝えました。
またいつかどこかで会えたら嬉しいです。