股関節から太ももにかけての痛みは、そけい部やおしりなど股関節まわりの筋肉を施術する事によって、
だいぶ改善していく例が多いですが、
さらにお腹の腸腰筋というインナーマッスルを施術すると、大きく改善していく事が多いです。
お腹の奥から股関節につながっていて、股関節を曲げる筋肉です。
牛肉などの部位で言うとちょうどヒレ肉に相当します。
ある70代女性は右股関節から太ももにかけて痛んでいました。
数回の施術で痛みは二三割程度になりましたが、スッキリはしきらず、
昼間はいいけど、夜寝ていると股関節あたりがジンジンする時があるという様な状態が続いていました。
ある時から腸腰筋を重点で施術する事で、大きく改善の速度が上がっていきました。
夜のジンジンもなくなり、痛みも全くなくなる状態にまでなりました。
全身のメンテナンスで今でも通われていますが、股関節痛があった事を忘れている位です。
一時は大腿骨頭壊死なんじゃないかと密かに心配されていたそうです。
問題は骨や関節ではなく、筋肉であるとわかる事は大きな安心につながりますね。