Tweet

講師：宮田 英夫氏(善行雑学大学代表理事)

1999年6月に善行雑学大学を開校してから20年、今年5月が240回目の講座となります。
始めた当初は1年間くらいの講師の目途はつくと考えてスタートしたわけですから、20年間続けられたということは私自身としても想定外のことでした。

これはひとえにボランティアで講演を引き受けてくださった大勢の講師の方々、開講から現在に至るまで会場を確保していただいている善行公民館、更に第1回からこれまでに至る講座を支えていただいている聴講者の皆さん、および善行雑学大学のスタッフのおかげと考えています。

よく、「どうして善行雑学大学を始めたのか？」という質問をいただくので、この機会にお答えします。
これは1997年3月2日の日本経済新聞に「地域とのつながり求め 退職者ら市民大学運営」と、その2年前に開校した多摩地区の「保谷田無雑学大学」(現東京雑学大学)の記事が5段抜きで大きく掲載されていたからです。
私はこの記事に強烈な刺激を受け、居住地である藤沢市善行地区でもこのような市民による生涯学習講座を開くことができるのではないかと考え、「講師料、聴講料、会場費は何れも無料」の保谷田無雑学大学に範を採ろうと考え、その菅原理事長に連絡を取り、色々と教えを請い、講座を始めた次第です。

講演では、開講後の状況、これまでの実際の講師数や、どのようにアプローチしたのか、累積聴講者数、講座に関わるエピソードなどを具体的にお話するつもりです。