講師:桜田和之氏 (日本天文考古学会理事)
奈良県明日香村のキトラ古墳の石室天井に描かれたキトラ天文図については、テレビや新聞などの報道でご存じの方も多いことと思います。この古墳は飛鳥時代の持統天皇の御代に造られたものですが、キトラ天文図の元図がいつどこで誰によってどのような経緯で描かれたのか、またその元図がどのようなルートで飛鳥時代の日本に伝わったのかはまったく分かっていません。文化庁によるこれまでの調査では、キトラ天文図には現代天文学の目から見て多くの誤りがあることも指摘されています。
講座では、この天文図の元図が武則天という女帝が統治していた唐(当時は「武周」王朝でした)の洛陽で、紀元前千年頃の古代中国の歴史を基に描かれたものであって、ヤマト朝廷がそれに手を加えて、天孫降臨日の日の出のときの天体配置(太陽と月と星座の配置)にしたものであることを紹介します。
「日本書紀」に記録されている天孫降臨がいつのことであったか、謎に包まれたキトラ古墳の被葬者が誰なのかも併せて明らかにします。
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開催日 | 2024年2月18日(日) |
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時間 | 14時~16時(開場13時半) |
場所 | 善行公民館(善行市民センター) 3F 多目的ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 090-7251-3232 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 片岡信弘さん ※新型コロナウイルス対策を講じた上で実施します |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |
備考 | 【次回のお知らせ】 |