講師:片岡 信弘 氏 (元東海大学教授、インタプライズ研究所主宰)
天皇の次世代の後継者が実質的に一人(悠仁親皇)になってから皇位継承者として女性を認めるべきかの議論が高まっている。2019年9月のNHK世論調査でも女性が天皇になることを70%が賛成としている。
しかし、女性天皇と女系天皇の区別については、半数以上の人が違いをよく知らないとしている。
また、2022年1月の世論調査では、皇族数確保のために「旧皇族男系男子を養子に迎える」に対して賛成が反対を上回っている。しかし、旧皇族とは、今から600年以上前の南北朝の時代に分かれた伏見の宮家の人々である。天皇は「日本国民統合の象徴」であると共に、日本民族の代表としての天皇家の先祖の祭祀の役割を持っている。
皇位継承に関する議論は、以上で述べたような事柄を十分認識した上で行う必要がある。これらを踏まえ、皇位はどのように継承されてきたか、皇室典範(旧、新)ではどのような規定をしてきたか、皇位継承はどのようにあらねばならないか、制度改定はいつ行うべきかについて述べる。
開催日 | 2022年4月17日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館 3F 多目的ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 080-3279-4843 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 武田 勝年さん ※新型コロナウイルス対策で会場の定員が100名のため、参加希望の方は事前にお問い合わせください。また、マスクは必帯となります。 |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
備考 | 【次回のお知らせ】 |