講師:村橋 俊樹氏 (〈公財〉三菱経済研究所常務理事)
三菱の事業の源は、土佐藩開誠館が行っていた海運・貿易にある。1870(明治3)年、岩崎彌太郎の監督の下、私商社九十九商会が設立され、この事業を受け継いだ。三菱の創業である。
昨年2020年は、創業150周年にあたる。この間の三菱のあゆみを概観したい。
約150年のあゆみを大別するとしたならば、仮に2つの時期に分けることができよう。創業から1946(昭和21)年、三菱本社解散迄とそれ以降の時代である。略説すれば、前者は岩崎彌太郎、彌之助、久彌、小彌太が創業者または社長として三菱の事業を全体として統括していた。そして、後者は、三菱各社がそれぞれの分野で独立した企業として発展してきた。
三菱のゆるぎない経営理念として「三綱領」がある。「所期奉公、処事光明、立業貿易」である。この経営理念の内容、制定の背景についてご紹介したい。
また、三菱の現在に至るまでのあゆみは、世界のさまざまな変化に対応して、たゆみない進化を積み重ねてきたものであることについてもお話ししたい。
開催日 | 2021年10月17日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館 3F 多目的ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん ※新型コロナウイルス対策で会場の定員が80名のため、参加希望の方は事前にお問い合わせください。 |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
備考 | 【次回のお知らせ】 |