講師:安田 震一 氏(多摩大学副学長 兼 グローバルスタディーズ学部長)
地元を踏みしめると海外につながる、要するに藤沢・湘南の歴史から海外との接点を検証する。歴史の重要性についてお話することが本日の趣旨です。
歴史を理解することで現在・今日、さらには未来が読める鍵となります。そこで歴史に対する考え方を共有できればと思います。
大森貝塚の発掘で知られているエドワード・S・モースは1877年の夏に調査のため滞在した江の島、その時の興味深い感想が「日本その日その日」(Japan Day by Day,1917年)につづられています。その記述から外国人が見た当時の日本や日本人の気質、特徴、考え方等を知ることができます。
また、1880年代にイギリスの「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」の特派員として来日したイギリスの「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」の特派員として来日したイギリス人のチャールズ・ワーグマンが書き記し、描いた日本や日本人から当時の日本観が読み取ることができます。ワーグマンはその後「ジャパン・パンチ」を立ち上げ、日本在住の外国人に様々な情報を提供しました。
過去の日本像を検証することで今後、外国および外国人に藤沢を発信することは本学部が目指すところでもあります。
藤沢、広く言えば湘南を海外に発信することのつながりが理解できるかと思います。
開催日 | 2021年5月16日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館 3F 多目的ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん ※新型コロナウイルス対策で会場の定員が80名と減少のため、参加希望の方は事前にお問い合わせください。また、マスクは必帯となります。 |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
備考 | 【次回のお知らせ】 |