講師:松延康隆氏(歴史研究者・松延康隆歴史講座主宰)
関東軍作戦参謀として柳条溝事件、満州事変を主導した石原莞爾は「世界最終戦論」などの著作により卓抜な歴史史観をもつ思想家としても知られる。
石原中将は、日中戦争から太平洋戦争に至る過程で、東条英機と対立して太平洋戦争開戦前に現役から予備役にされたこともあって、敗戦後の連合国による戦犯指定を免れている。
ところで、石原は連合国がA級戦犯に指定した日本の戦争指導者を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)に対して、ペリーの来航にさかのぼって戦争責任を問うべきだと批判している。
欧米列強の圧力の下での開国と明治新政府の成立が、その後の日本の対外政策に与えた意味をとらえ返すとき、石原の言はある意味で正鵠を射ていると私には思える。
今回、ペリーの来航と明治維新を問うことによって、現在までつながる日本の対外姿勢の”歪み”を考えてみたい。
開催日 | 2020年12月20日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館 3F 多目的ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん ※新型コロナウイルス対策で会場の定員が80名と減少のため、参加希望の方は事前にお問い合わせください。また、マスクは必帯となります。 |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
備考 | 【次回のお知らせ】 |