講師:多田 多恵子氏(東京農工大学・国際基督教大学・立教大学・早稲田大学 各非常勤講師)
植物は虫や鳥や動物を操って、巧みに花粉を運ばせています。
花はレストラン、ごちそうは蜜と花粉で、花びらや香りは広告です。
誰でも入れるオープンな花は多様な客を広く招く”ファミレス”で、ごちそうを奥に隠して器用なハチや口の細くて長い蝶や蛾といった特別な客だけ誘うのは”会員制のレストラン”です。
花のレストラン街には、キノコや動物の死体に化けて虫をだまして花粉を運ばせるぼったくり店もあったりします。
木や草の実も、ごちそうにタネをくるみ、色や香りで誘います。
でも一度に食べられたらまとめて出されてしまい、運ばれたことになりません。
そこで植物は、動物が食べる量を制限すべく、毒を仕込んだり少しずつ熟したりします。
私はこれを「ちょっとだけよの法則」と呼んでいます。
植物の食われないための戦略も巧みです。当日は、植物を少し持参しますので、簡単な実験もしてみましょう。
開催日 | 2020年2月16日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |
備考 | 【次回のお知らせ】 |