講師:久野明子氏(日米協会 副会長)
横浜からアメリカに渡るのに蒸気船で3週間以上もかかった明治の時代に、大山捨松、津田梅子、アリス・ベーコンの3人の女性たちは何のために太平洋を渡ったのか、お互いがどこでどのようにして出会ったのか、そして、彼女たちはアメリカで何を誓ったのでしょうか。
何年か前に私は、曾祖母で日本初の女子留学生大山捨松がアメリカで過ごした10年間を知りたくてわずかな手がかりをもとに一人調査に出かけました。その結果、多くの善意のアメリカ人たちの協力で、100年以上も昔に捨松、梅子、アリスが書き残した手紙や日記を発見することができました。これらの貴重な資料を紹介しながら、3人の女性たちが日本の女子教育にどのように貢献したかを明らかにしたいと思います。
インターネットが私たちの生活の中に入り込んできてから、情報交換の手段は格段に便利になりました。一方で、紙にペンで「手紙を書く」という習慣は消えつつあります。デジタルのメールに「いいね」と安易に答え、すぐに『削除」してしまう現状で、私たちの生き様をきちんと後世に残すことができるでしょうか。この機会に皆さんに考えて頂きたいと思います。
開催日 | 2020年1月19日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 六会公民館 3Fホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線六会日大前駅東口から徒歩約7分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん |
ウェブサイトURL | https://zengyo-zatsugaku.jimdofree.com/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |
備考 | 【次回のお知らせ】 |