大嘗祭(だいじょうさい)は、天皇が即位された後の11月、2度目の卯の日に挙行されます。
この祭りのために特別にしつらえた大嘗宮の中に、天皇が「米・栗・粟・海の魚・鮑・酒」などを天照大神に捧げ奉り、陛下御自身も神と共に召し上がる祭祀なのです。
古代律令国家の編纂した法律の所「令義解」(承和元・834年施行)は「養老令」(養老・2・718年成立)を正式に注釈を加えた書として有名です。そのなかに「神祇令」(じんぎりょう)という祭祀を決めた法令があります。そこに天皇が即位され、一世一度に限って行う「大嘗」(おおにえ)の記事が載せられています。
「おおにえ」ですから、本来は全国の国司がその儀礼をささげることが基本であり、その年に新しく収穫した新穀を畿外国郡から調達して大嘗祭を行うものでした。
令和元年11月14日と15日に行われる予定の大嘗祭は、律令以来の伝統を踏まえながらも東西に造られた「主基殿」「悠紀殿」二殿合一の中で行われる神事となることでしょう。
新天皇即位の今年、我が家伝来の絵巻「大嘗会調度絵巻」巻 2・3 の一部をはじめてご紹介いたします。神事に使われる御膳や調度品など、ふだんは見ることの出来ない品物が描かれています。
開催日 | 2019年9月15日(日) |
---|---|
時間 | 14時~16時 |
場所 | 六会公民館ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線六会日大前駅東口から徒歩約7分 |
---|---|
主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |
備考 | 【次回のお知らせ】 |