講師:松延 康隆氏 (松延歴史塾 主宰)
1941年12月8日、日本は真珠湾に奇襲攻撃を行い、日米戦争に踏み切りました。
当時は、日中戦争が開始されてから4年、約100万の兵力を大陸に投入しても勝利の展望が開けない泥沼の消耗戦が続くなかで、国力はほぼ限界に達していました。
それにも関わらず、GDPで12倍・石油生産量で570倍もの国力を持つアメリカと戦うという、無謀としかいいようのない選択がなぜなされたのか。
史料から明らかなことは、政府・軍部の指導層の誰1人として対米戦争に勝利できるなどと考えていないことです。
あたかも避けることの出来ない自然災害のように、アメリカとの戦争へと向かう情勢が如何にして生じたのか。
日中戦争以降、最終的な国家意思を決定する場合には天皇臨席のもとで政府・大本営連絡会議(御前会議)が開かれることが慣例となります。
この、御前会議の議論を検討することを通じて、この問題を考えてみたいと思います。
開催日 | 2018年10月28日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん |
備考 | 【次回のお知らせ】 |