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2024年12月7日(土)～22日(日)、遊行寺境内にて「遊行寺ライトアップ　遊行の光」が開催されます。

樹齢700年を超えるといわれている遊行寺のシンボルツリー「大イチョウ」が黄金色に輝く季節に、遊行寺境内をイチョウの花言葉「荘厳」の光で照らし、地域の方にその雄大な世界を楽しんでいただくために企画されました。
「荘厳(しょうごん)」とは美しく厳かに飾ることの意味で、大イチョウをはじめ、本堂やいろは坂など遊行寺が誇る景観を、それぞれの放つ光や年月を経た風合い、重なりあう木の葉がみせる陰影など個々が放つ光を厳かに照らします。

◆遊行寺のシンボルツリー｢大イチョウ」の歴史
樹高約21m、藤沢市内でも最も太い木で、幹回りは約7mあり、昭和46年に市の天然記念物に指定され、藤沢を代表する樹木のひとつです。
樹齢700年の長い歴史の中で、度重なる災害に遭い、時に姿を大きく変えてもなお、今に生き続けております。昭和57年8月、当時31mほどあった大木は台風によって約3分の1が折れてしまい、その際は数十年をかけて無事、繁茂しました。しかし、令和元年10月、再び大型台風の影響で幹が大きく裂け、一部が折損。その痛ましい姿に遊行寺関係者をはじめ近隣住民など多くの方が悲しみました。
現在は専門家による調査を経て、傷ついた部分を保護し、イチョウの生命力を信じて、自然治癒を待つ状態となっています。

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