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【横須賀】「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」@横須賀美術館

運慶《阿弥陀如来坐像》 1189年、国指定重要文化財、浄楽寺蔵
【横須賀】「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」@横須賀美術館
《観音菩薩坐像》 中国・南宋時代、国指定重要文化財、清雲寺蔵
【横須賀】「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」@横須賀美術館
《薬師如来坐像》 平安時代、神奈川県指定重要文化財、天養院蔵
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2024/10/26(土)~2024/12/22(日)

仏像でわかる。
中世の三浦半島は武士の聖地。

12~13世紀の三浦半島で大きな力をもった武士・三浦一族。

鎌倉幕府成立前後の彼らの地位を象徴するように、横須賀・三浦半島には一族ゆかりの寺が多くつくられ、当時一流の仏師の手による仏像が安置されました。
うち6躯が国指定重要文化財です。

三浦一族の一人、和田義盛(わだ よしもり・1147~1213)の依頼で仏師・ 運慶(うんけい・?~1223)が制作した阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう)不動明王像(ふどうみょうおうぞう)毘沙門天像(びしゃもんてんぞう)は、まさにその典型です。(すべて横須賀市芦名、浄楽寺蔵)

本展では、この運慶作の五つの仏像を中心に、義盛の所持と伝わる薬師如来像(やくしにょらいぞう・三浦市初声和田〈はっせわだ〉、天養院蔵)、三浦半島の宗教的先進性を伝える南宋からの舶来仏で、滝見観音(たきみかんのん)の名で親しまれてきた観音菩薩坐像(かんのんぼさつざぞう・横須賀市大矢部、清雲寺蔵)を含め、東国武士の祈りを受けとめた全9躯の貴重な仏像をご紹介します。

なお、本展は「運慶と鎌倉」をテーマに、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつです。
鎌倉幕府と三浦一族、そして運慶が結びつくことによって生まれた、この地域における中世仏教文化の至宝を、館ごとに異なるテーマによって、ご覧いただきます。

●見どころ1
運慶の真作、国指定重要文化財5躯がそろってお出まし

現在、運慶の真作として確実視される像は、諸説あるもののおよそ30躯といわれます。
実は、その貴重な真作のうちの5躯が、横須賀市芦名の浄楽寺に安置されています。
今回の「運慶展」ではその5躯が美術館にそろってお出まし。地元・横須賀美術館での公開はもちろん初めてです。
浄楽寺の収蔵庫改修にともなう、この二度とない機会をどうかお見逃しなく!

●見どころ2
三浦一族の篤い信仰心を伝える意外な仏像たち

鎌倉幕府成立前後の時期、横須賀・三浦半島を拠点に大きな力を持った三浦一族は代々、仏教に対する信仰心が篤く、この地域で多くの寺院や仏像の造立に関わっています。

今回の運慶展では、中でも特に意外性がある二つの仏像をご紹介。

1.中国からやってきた13世紀の仏像
京都・泉涌寺(せんにゅうじ)の「楊貴妃観音」とも似た、中国・南宋時代(13世紀)の作と見られる観音菩薩像が、なんと横須賀に伝わっています。運慶の像とは印象が違いますが、三浦一族の末裔・佐原家連(さはらいえつら)ゆかりの像ではないか、との説があります。

2.三浦半島に伝わる高水準の仏教文化を示す11世紀の仏像
11世紀の作とみられる薬師如来像。京都から遠く離れた東国の、この三浦半島という限られた地域で、古くから高度な仏教文化が育っていた事の証です。
一つの木のかたまりから彫り出す「一木造(いちぼくづくり)」で、制作時期は運慶の時代を約100年さかのぼるものとみられます。

●見どころ3
「運慶と鎌倉」をテーマとする3館連携展示で中世の三浦半島を深掘り。
2024年10月19日(土)~12月1日(日)「鎌倉の伝運慶仏」鎌倉国宝館
2024年11月29日(金)~2025年2月2日(日)「運慶-女人作善と鎌倉幕府」神奈川県立金沢文庫

 

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※応募締切10/25(金)
ご応募期間は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました!

 

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【横須賀】「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」@横須賀美術館

開催期間 2024年10月26日(土) 〜 12月22日(日)
時間

10時~18時
※11/5(火)・12/2(日)休館

無料観覧日:11/3(日・祝)

場所

横須賀美術館 (神奈川県横須賀市鴨居4-1)

料金

一般 1,000(800)円
高校生・大学生・65歳以上 800(640)円
中学生以下無料

※( )内は20名以上の団体料金
※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料

アクセス

【鎌倉・藤沢など神奈川県西部からお越しの場合】
・JR横須賀線「横須賀駅」3番乗り場より京急バス「観音崎」行、「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」停留所より徒歩2分

【東京・横浜方面からお越しの場合】
・京浜急行「馬堀海岸駅」1番乗り場より京急バス「観音崎」行、「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」停留所より徒歩2分

【駐車場】
普通車120台、二輪車7台
普通自動車:320円(1時間まで) 以降160円/30分(上限1,600円/1日)
※展覧会ご観覧の方は最初の1時間無料
自動二輪車・原動機付自転車:210円(1回)
※展覧会ご観覧の方は1回無料
※障害者手帳をお持ちの方は無料になります。

主催・協賛団体など

主催:横須賀美術館
協賛:一般財団法人シティサポートよこすか
共催:神奈川県立金沢文庫
特別協力:鎌倉国宝館
後援:朝日新聞社

TEL 046-822-4000
お問い合わせ先

横須賀市コールセンター (月~金:8時~18時、土日祝:8時~16時)

ウェブサイトURL https://www.yokosuka-moa.jp/

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