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外国からの来訪者や、相模地域の外から江の島や藤沢淑を訪れた人たちの姿が描かれた浮世絵(作品)や資料を展示します。
古くは、江の島に飛来し修行した、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうしゃ)をはじめ、江島神社の縁起にまつわる高僧の空海、日蓮、江戸時代の朝鮮通信使やオランダ使節に同行して見聞記「日本誌」(にほんし)を著した医師で博物学者エンゲルベルト・ケンペルなどの資料も展示します。
さらには、明治初期に来日した写真家のフェリーチェ・ベアト、近代に訪れ、江の島に植物園を開いたイギリス人貿易商サムエル・コッキング、アメリカ人動物学者エドワード・S・モースに関する資料も紹介します。

【主な展示作品・展示点数】

1.東海道五十三次コーナー…二代広重「東海道五十三次」から　計28点
2.藤沢宿コーナー…岡本一平ほか「東海道五十三次漫画絵巻」など　計4巻
3.江の島コーナー…豊原国周「源氏之君(げんじのきみ)江之島遊覧之図」など　計8点
4.企画展示コーナー…歌川国芳「高祖(こうそ)御一代記略図 相州龍之口(たつのくち)御難」、猪飼嘯谷(いかいしょうこく)「蒙古襲来絵巻(写本)」、葛飾北斎「東海道五十三次 十四 原」、「ケンペル『日本誌』挿絵」、ベアト「江の島」(写真)、モース「JAPAN Day by Day」(原本)など