浮世絵の風景画を確立した歌川広重と、その弟子で襲名した絵師の二代目・重宣と三代目・重政へ流れる風景描写の特徴と個性に注目します。
現代でも人気の高い初代歌川広重は、江戸時代にも絶大な人気を博した絵師の一人です。
その画法は遠近法、高い位置から見た鳥瞰的な構図などのダイナミズムや市井の暮らしを織り込んだ柔らかさもあり様々な工夫が見られます。
初代広重には二代広重(重宣)、三代広重(重政)という雅号を襲名した弟子がいました。彼らもまた初代広重の画風を受け継ぎながら、すぐれた作品を残しています。
特に、二人が活躍した時代は江戸から明治への変換期でもあり、風景画には人力車、電線、洋装の人たちなどの新しい風俗が巧みに活写されています。
江戸から明治へと変わりゆく時代に広重たちが描き出した情景を多彩な浮世絵56点にて鑑賞できます。
<学芸員によるみどころ解説>
4月27日(土)、5月12日(日)、6月23日(日)
11時~、15時~(各回当日受付先着40名、30分程度)
<キネマ「廣重」>
5月19日(日)、11時~、15時~(各回当日先着40人、約30分)
<講演会「広重の東海道」>
6月8日(土)、15時~16時
講師:静岡市東海道広重美術館学芸員
(5月15日より受付開始・先着50名)
<ワークショップ>
版画体験「型染め(シルクスクリーン)」で江戸文字のオリジナルTシャツ作り
6月15日(土)~16日(日)の両日参加可能な方
13時半~16時(5月22日10時から受付、先着15人)
※Tシャツ持参
<浮世絵すり体験>
会期中の土日、13時~17時まで(申込不要)
☆各催事のお申し込みは電話(0466-33-0111)、またはファクス(0466-30-1817)で
開催期間 | 2019年4月20日(土) 〜 7月15日(月) |
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時間 | 10時~17時(入館は18時半まで) |
場所 | 藤沢市 藤澤浮世絵館 |
料金 | 入館料無料(催事もすべて無料) |
アクセス | 辻堂駅北口より徒歩5分 |
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主催・協賛団体など | <主催>藤沢市、藤沢市教育委員会 <後援>神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南、藤沢エフエム放送株式会社 |
TEL | 0466-33-0111 |
お問い合わせ先 | 藤沢市 藤澤浮世絵館 |
ウェブサイトURL | http://fujisawa-ukiyoekan.net/ |
備考 | 月曜(祝日、振替休日の場合は翌平日)休み |