古代の役所跡である国指定史跡「下寺尾官衙遺跡群(しもてらおかんがいせきぐん)」の下には、弥生時代の環濠集落である国指定史跡「下寺尾西方遺跡(しもてらおにしかたいせき)」が存在しています。
同じ場所に異なる時代の史跡が存在する「重なる史跡」は日本全国でも少ない事例です。
今回のシンポジウムは「重なる史跡」をどのように保存、整備活用し、地域で継承していくかを考えます。
講師:佐藤信 先生(東京大学名誉教授)
講師:禰冝田佳男 先生(大阪府立弥生文化博物館館長)
パネリスト:佐藤信氏 禰冝田佳男氏 小田原市 鎌倉市
2002(平成14年)、茅ヶ崎北稜高校建て替え事業に伴う事前発掘調査にて、グラウンド部分から発見された遺跡群。
「官衙」とは今でいう役所や官庁のこと。
同遺跡はおよそ7世紀半ごろの造営で、政務を行う「郡庁」、税を保管する「正倉」、訪れた官人をもてなすための「厨(くりや)」、宿泊施設の「館(たち)」など複数の施設跡が確認されている。
同遺跡が持つ特性である「諸施設が比較的密集し、全体像が把握できる点」「創建から廃絶に至るまでの過程が確認出来る点」が重要性を評価され、2015(平成27)年に国の史跡に指定された。
開催日 | 2019年9月1日(日) |
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時間 | 10時~16時50分 (9時半開場) |
場所 | 茅ヶ崎市役所分庁舎6F コミュニティホール |
料金 | 入場無料・先着順・申し込み不要 |
アクセス | JR「茅ケ崎」駅北口より徒歩約10分 |
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主催・協賛団体など | 茅ヶ崎市教育委員会 |
TEL | 0467-82-1111 |
お問い合わせ先 | 茅ヶ崎市教育委員会社会教育課 |
ウェブサイトURL | http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |