数百年前の
人々の生活を
知ることができる
貴重な遺跡
源頼朝が鎌倉幕府を開いて以降、中世都市へと発展した鎌倉には、武士をはじめ商人や職人など多くの人々が生活していました。市内で行われる遺跡の発掘調査では、住居の跡や当時使っていた道具などが出土し、昔の人々が生活していた痕跡が数多く見つかっています。
しかし、数百年前の人々の生活を知ることができる貴重な遺跡も、現代に生きる私たちが生活していくための土木工事などで失われてしまう場合があります。このように、やむを得ず失われる遺跡を可能な限り記録に残し、未来へ引き継ぐために発掘調査は行われています。
今回の速報展では、令和5年度(2023 年度)に市内で行われた発掘調査の中から、大倉幕府北遺跡(西御門二丁目 815 番 1 の一部)、名越ヶ谷遺跡(大町三丁目 2352 番 7)、若宮大路周辺遺跡群(鎌倉市小町一丁目 116 番 9,13,14)、陣出遺跡(寺分字上陣出 393 番 11 ほか)等の調査結果を、実際に出土した資料や調査写真等とともにご紹介します。
◆おもな出品予定作品
かわらけ(大倉幕府北遺跡出土)/ 漆器膳(大倉幕府北遺跡出土)/ 松文漆器皿(大倉幕府北遺跡出土)/ 草花文漆器皿(大倉幕府北遺跡出土)/ 曲物の底板(大倉幕府北遺跡出土)/ 杓子(大倉幕府北遺跡出土)/ 箸(大倉幕府北遺跡出土)/ 木製品鬼卸し(大倉幕府北遺跡出土)/ 刀子(大倉幕府北遺跡出土)/ 土師器甕(陣出遺跡出土)/ 「十網」と記された白磁壺(若宮大路周辺遺跡群出土)
総展示数:約130点
◆観覧料
一般400円、小・中学生150円
※鎌倉市民、市内在学者(小学校~大学院)は、障がい者手帳等の交付を受けた方と付き添い1名は観覧無料。入館時に身分証などのご提示を。
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開催期間 | 2024年7月13日(土) 〜 8月31日(土) |
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時間 | 10時~16時(入館は15時半まで) |
場所 | 鎌倉歴史文化交流館 |
料金 | 一般400円、小・中学生150円 |
アクセス | JR、江ノ電 各「鎌倉」駅より徒歩約7分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】文化財課、鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会) |
TEL | 0467-73-8501 |
お問い合わせ先 | 鎌倉市生涯学習課 |
ウェブサイトURL | https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/2024_5_sokuhouten.html |