日本を代表する映画監督のひとり・小津安二郎(1903~1963)は、日本の文化や社会事情を背景に、家族の日常、人生の悲哀などを、練り上げた脚本と〈ローポジション〉をはじめとする独自の撮影技法によって、細部にまでこだわり表現してきました。
「小津調」と呼ばれるその作品世界は、国境を越え世代を超えて多くの人に愛され、評価され続けています。戦後は鎌倉に住み、『晩春』『麦秋』『東京物語』などの脚本を湘南の旅館・茅ヶ崎館で執筆、また、戦前から県内各地を撮影地とするなど、神奈川は小津映画にとって大変ゆかりの深い場所でした。
今回の展覧会では、小津の生涯とともに小津映画の変遷を辿り、神奈川県に残した小津の足跡にも焦点を当てます。
【関連イベント】
~小津安二郎映画上映会~(料金一般800円)
『晩春』(1949年)=4月30日(日)13時半~
『秋日和』(1960年)=5月6日(土)・7日(日)13時半~
~スライドトーク~ 無料
職員による展示説明
会期中の毎週金曜日14時~
開催期間 | 2023年4月1日(土) 〜 5月28日(日) |
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時間 | 9:30~17:00(入館は16:30迄)、月曜休館 ※5/1は開館 |
場所 | 県立神奈川近代文学館 |
料金 | ○一般800円 |
アクセス | みなとみらい線「元町・中華街」駅徒歩10分 |
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主催・協賛団体など | 県立神奈川近代文学館 |
TEL | 045-622-6666 |
お問い合わせ先 | 県立神奈川近代文学館 |
ウェブサイトURL | https://www.kanabun.or.jp/ |