本企画のテーマは「オペラ」。藤沢市アートスペースの過去の企画に参加したアーティストを招き、ワーク・イン・プログレス(=完成したものではなく、制作のプロセスも含めて共有する形の作品形式)を展開します。
藤沢には芸術文化の中でも歴史ある「市民オペラ」。その歴史は、1973年の初演から現在に至るまでに24回の公演が行われています。本企画には、藤沢の新たな「市民オペラ」を考えるべく、多様な発想と技法をもったアーティストが参加します。
出品されるのは、オペラの舞台ができあがるまでを創造したドローイングや、舞台装置の模型、試作となる舞踏を踊った映像や音楽、物語の主軸となる詩作など盛りだくさん。江の島の伝説などから着想を得た物語も。
アーティスト達が考える「オペラ」のアクロバティックな発想が日々展開される様子を、会期中のアートスペースでご覧いただけるはずです。
その様子は、「サーカス」にたとえられるかもしれません。「サーカス」には、ラテン語で円・輪という意味があります。円座になって話し合い創造する場・ラボ(実験室)にしたいという願いから、今回のタイトルを「オペラーカス」というものにしました。
アーティストという職業の人々が、どのようなことを考えながら作品を制作していくのかをご自身の目で、耳で、感覚で触れることができる貴重な機会です。
◆参加アーティスト
●大崎清夏(詩)●後藤てるみ(絵画)●cobird(コラージュ作品)●中村厚子(立体、舞踏)●TEPPEI YAMADA(メディアアート、インスタレーション)●湘南工科大学総合デザイン学科中尾研究室
◆関連イベント
1、アーティストトーク
5名のアーティストと湘南工科大学総合デザイン学科中尾寛教授、担当学芸員が作品や制作についてお話しします。
日時:2022年3月13日(日)18時~19時
参加費:無料
※YouTube liveにて配信します。開催時刻になりましたら以下URLからご覧になれます。
https://youtu.be/G-bQ5LfXPvs
2、オープンスタジオ
開催期間中の数日、アートスペースのレジデンスルームにおいてアーティストが継続して作品作成を行います。
※日程などの詳細については、アートスペース公式ウェブサイトおよびSNSでお知らせします。
開催期間 | 2022年3月8日(火) 〜 3月27日(日) |
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時間 | 10時~19時 〈休館日〉 |
場所 | 藤沢市アートスペース |
料金 | 無料 |
アクセス | JR「辻堂」駅東口改札、北口出口より徒歩約5分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】藤沢市、藤沢市教育委員会 |
TEL | 0466-30-1816 |
お問い合わせ先 | 藤沢市アートスペース |
ウェブサイトURL | https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunka/FAS/ |