主に横浜中心に活躍したアメリカ出身の建築家J・Hモーガン(1873~1937)。
べーリック・ホールや山手111版館といった横浜での作品は現在でも保存活用され、横浜の歴史を生かした町づくりの核になっています。
日本文化をこよなく愛したモーガンの自邸は、藤沢市大鋸にありました。
荒廃していた自邸の保存に地域の「旧モーガン邸を守る会」や藤沢市民が長年関わる中、2005年には財団法人日本ナショナルトラストと藤沢市が取得所有し、保存の手が打たれました。ところが2回にわたる不審火により焼損してしまいました。
それでも守る会はじめ多くの皆様の愛情に包まれ、旧モーガン邸は大切な文化遺産として守り継がれてきました。
一方、所有者は資金の問題もあり方向を決めかねており、再建にはほど遠い状況が約12年間続いておりました。
このたび所有者と調整を行い、公益社団法人 横浜歴史資産調査会が同邸宅を取得。いよいよ再建へと踏み出します。
旧モーガン邸の新たな船出を輝かしいものといたしたく、セミナーを開催いたします。
ぜひ足をお運びください。
◆プログラム◆
1.開会挨拶
吉田 鋼市氏(公益財団法人横浜歴史資産調査会副会長、横浜国立大学名誉教授)
2.趣旨説明「再建に向けた事業の経緯と展開」
米山 淳一氏(同 常務理事)
3.旧モーガン邸再建計画調査報告について
水沼 淑子氏(関東学院大学名誉教授)
4.NPO法人旧モーガン邸を守る会 のこれまでとこれから
徳重 淳子氏(旧モーガン邸を守る会 会長)
~休憩~
5.シンポジウム「旧モーガン邸再建に向けてエールを送ろう」
コーディネーター…菅 孝能氏(山手総合計画研究所 会長)
パネリスト…渡辺 剛治氏(NPO法人小田原まちづくり応援団、清閑亭館長)/鈴木 美都子氏(NPO法人ひらつか八幡山の洋館を活かす会、八幡山の洋館館長)/栗林 恵美様(〈公財〉横浜市緑の協会、俣野別邸庭園園長)/廣田 邦夫氏(湘南藤沢文化ネットワーク会長)
総括…後藤 治(工学院大学理事長)
6.閉会挨拶
公益社団法人横浜歴史資産調査会
開催日 | 2020年11月28日(土) |
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時間 | 13時半~15時半 (13時10分開場) |
場所 | 藤沢商工会館ミナパーク3F会議室 |
料金 | 一般 500円 定員60名 |
アクセス | JR東海道線藤沢駅北口から徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催:公益社団法人横浜歴史資産調査会 |
TEL | 045-651-1730 |
お問い合わせ先 | FAX:0466-88-4388 ※申込締め切り:11/24(火) |
ウェブサイトURL | https://ameblo.jp/poche-yokohama/entry-12409176170.html |
備考 | 新型コロナウイルス対策のため、検温・手指消毒などにご協力ください |