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2022年4月29日（金・祝）、藤沢市の片瀬漁港内芝生広場にて、片瀬こまの大会が開催されます。

◆種目
第1部　長回し対決（優勝者には、金の片瀬こま！）
第2部　長回しチャレンジ（規定時間以上回せたら免許皆伝！！）

◆練習会あります！
2022年4月16日（土）
９時半～10時半
場所：片瀬市民センター　大ホール（藤沢市片瀬3-9-6）
参加費：無料
※当日直接会場にお越しください
大会に向けて、投げ方のコツやルールを覚えよう！

【“片瀬こま”とは？】
湘南地域で遊ばれてきた手作りのこま。コマ本体は椿（伊豆大島産）、心棒は樫、紐は麻を使用している。こま同士をぶつけ合うと、重量感があり、相手のこまを弾き飛ばす様子から、別名“喧嘩こま”とも呼ばれている。色は緑と赤の2種類。赤いこまは「お祝いこま」とも言われ、お祝いの時に贈呈されたとか。

【なぜ、椿？樫？麻？】
昔は漁師町だった片瀬地区。漁で伊豆大島に行くことが多く、椿をたくさんもらうことができ、樫は船のオールとして、麻は投網の材料として、生活の中で使われていたもので、折れたり、穴が空いて使えなくなったものを再利用して作られたとか。「物を大切にする心」から生まれた郷土玩具と言える。

【回し方】
心棒の根元に、ひもの先端を合わせて、半時計回りに巻いていく。ひもの先端を少し水でぬらしておくと、紐のひっかかりが良くなり、回転スピードがアップする。紐の太い部分を“はたき”と言い、こまの側面を叩いて、回転数をアップさせ、長く回す。