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鎌倉市民にとって、また、まちづくりのルーツとして語り継がれる「御谷」。
数年前の台風の影響で、「古都保存法発祥の地」を顕す石碑が倒壊しました。
そこで、その際、大切な石碑を復旧させようと、市民が、市や管理者である県に働きかけました。
そして、数年ぶりに、２０２３年度内に復旧することとなりました。

それを祝して、御谷での出来事が、いかに、今の鎌倉のまちづくりに寄与したのかを、改めて知ることを目的として、開催します。

当日は、御谷の森へも行きますので、多少のアップダウンのあるコースとなります。
歩きやすい服装・シューズでご参加ください。

＜古都保存法とは＞
正式には、「古都に於ける歴史的風土の保存に関する特別措置法」といい、
私たち国民が、ひとしくその恩恵を享受し、後代の国民に継承されるべきことにおける歴史的風土を保存することを目的として、昭和４１年４月１５日より施行されました。
国会における超党派の議員立法として公布。
鎌倉だけでなく、京都市、奈良市、天理市、橿原市、桜井市、斑鳩町、明日香村 （奈良県）、逗子市 （神奈川県）ならびに 、大津市 （滋賀県）の合計8市1町1村が「古都」に指定され、施行されています。

市民の熱意と土地に対する愛情が国を動かし、立法の施工に結びつけた、この御谷での出来事は、鎌倉のみならず、多くの歴史的価値のあるまち並を、乱開発から守る大きな法的規制となりました。

ご予約　0467-61-2055 / songbecafe3@gmail.com（宇治）
HP：https://www3.hp-ez.com/hp/arusaga-kamakura