明治時代以降、鎌倉は保養地や別荘地、観光地として発展しました。鎌倉の歴史・文化を守りながら、その発展を支えたのは、鎌倉に移り住んだ文化人たちです。中でも、漢学者・教育者である田辺新之助は、鎌倉女学校(現・鎌倉女学院)を創設し、鎌倉同人会が建立した史跡碑の撰文を手掛けるなど、鎌倉の文化的・教育的発展に大きく貢献した人です。明治・大正・昭和という時代を鎌倉の発展と共に歩んできた鎌倉女学院には、田邉の女子教育観や文化人たちとの交流、女学生たちの学校生活を伝える資料が遺されています。
本展では、鎌倉の都市としての新たな歩みを、当時の女学生の視点から紹介するとともに、鎌倉の女子教育に尽力した田辺新之助の足跡を辿ります。
また、学校生とによる特別展示「知られざる鎌倉の姿~わたしたちが見た鎌倉~」も併せて開催いたします。
◆講演会「女学生がみた近代の鎌倉」
開催日時:2024年12月22日(日) 13時~15時40分(開場12時半)
開催場所:鎌倉女学院 陸奥ホール
定 員:50名・参加費無料 ※応募者多数の場合は抽選
講 師:袴田潤一(松坡文庫研究会代表) 「漢詩人 田辺松坡」、金子智哉(国立公文書館上席公文書専門官) 「近代鎌倉と歴史遺産―関東大震災からの復興―」
研究発表:渡邊希来(鎌倉女学院高等学校1年生)「鎌倉を世界に広めた一冊の本~陸奥イソとKamakura Fact and Legend~」
募集期間:12月1日(日)~10日(火) 必着
申込方法:電子申請e-kanagawaまたは往復ハガキ(催し名、住所、氏名、連絡先を記載)
※受付フォームが開設次第、情報を更新します。
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開催期間 | 2024年12月14日(土) 〜 3月1日(土) |
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時間 | 10時~16時(入館は15時半まで) |
場所 | 鎌倉歴史文化交流館 |
料金 | 一般400円、小・中学生150円 |
アクセス | JR「鎌倉」駅・江ノ電「鎌倉」駅西口より徒歩約7分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)、学校法人鎌倉女学院 |
TEL | 0467-73-8501 |
お問い合わせ先 | 鎌倉歴史文化交流館 |
ウェブサイトURL | https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/koryukan.html |