格差社会の「人間の尊厳」を描いた名匠ケン・ローチ、珠玉の感動作を無料上映。
上映後には映画評論家・出口丈人氏による、作品の世界を深く掘り下げるトークも有。
【作品情報】
人生は、変えられる。隣の誰かを助けるだけで。
「わたしは、ダニエル・ブレイク」(「I, Daniel Blake」2016年・英・仏/100分)
労働者階級や移民、貧困などの社会問題に焦点を当てた作品を多く手がけているケン・ローチ監督によるドラマ映画。
監督は前作の時点で映画会からの引退を表明していたが、世界中で起きている格差や貧困問題を前に引退を撤回し、本作を作り上げた。
【あらすじ】
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳の男・ダニエル・ブレイク。自らの仕事に誇りを持ち、最愛の妻を亡くした後も、規則正しく実直に生きてきた。
ところがある日突然、ダニエルは心臓病に見舞われてしまう。働くことが出来なくなるも、複雑な制度に阻まれ国の援助も得られない。
経済的にも精神的にも苦しむ中、偶然出会ったシングルマザーのケイティとその子どもを助けたことから交流と助け合いが生まれていく――
監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
撮影:ロビー・ライアン
主演:デイヴ・ジューンズ、ヘイリー・スクワイアーズ
2016年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
2017年キネマ旬報外国映画第1位
【ゲスト・講演】
出口丈人氏(映画評論家)
早稲田大学大学院修了。共立女子大等で、映画史・作品論を教える。
世界映画史を通して、映画の神髄を解説致します。著書「映画映像史」
開催日 | 2019年10月20日(日) |
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時間 | 13時半~上映(12時半開場) |
場所 | 「茅ケ崎市立図書館」第1会議室 |
料金 | 無料 |
アクセス | 茅ケ崎駅南口徒歩5分 |
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主催・協賛団体など | シネマテーク茅ヶ崎 |
TEL | 0467-87-1001 |
お問い合わせ先 | シネマテーク茅ヶ崎・福田さん |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |