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ワールドシネマ第3弾「中東編」

「人は皆、誰かを演じている。」
世界は深い、まだ見ぬ感性を求めて

イラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミ監督が、実際に起きた詐欺事件を題材に、事件当時者による再現映像とドキュメンタリー映像を交えて、”映画愛・人間愛”を見事に描き出した。世界映画史に残る傑作！

【作品情報】
「クローズ・アップ」CLOSE-UP (1990年・イラン/100分)
失業中の青年サブジアンは、バスで隣り合わせた老婦人に自分は有名な映画監督モフセン・マフマルバフだと名乗ってしまう。すっかり信じ込んだ彼女に家に招待されたサブジアンは、彼女とその家族たちを相手に嘘を重ね、ついには詐欺罪で逮捕される羽目に。
一連の事件を耳にしたキアロスタミ監督は裁判所を訪れ、本作の撮影を開始する。

監督・脚本：アッバス・キアロスタミ
製作・撮影：アリ・レザ・ザリンダスト
キャスト：ホセイン・サブジアン、名匠モフセン・マクマルバフ監督も出演
・英国映画協会(BFI)が2022年に選んだ「映画史上最高の映画」第17位