60歳を機に政界を引退ののち、神奈川・湯河原の自邸「不東庵」で、晴耕雨読の閑居暮らしを始めた細川護熙氏(ほそかわもりひろ、1938-)。その後始めた作陶は、楽、高麗、唐津、志野、信楽ほか幅広い種類のやきものを手掛け、その創作意欲、関心は、漆絵や書画、水墨画へと広がり、様々な素材、技法を試しながら、80歳を超えた今も大作に挑んでいます。
近年は、京都・奈良の縁のある寺院のために、襖絵や障壁画を描き奉納。それらの作品には、日本の歴史的文化、日本人の伝統的な美意識、感性を守りたいという願いがこめられています。
気ぜわしく、また不安な現代社会にあって、さらに還暦を超えていかに生きがいを見つけていくべきか考えるとき、細川護熙の美の探究は、ある一つの理想の世界観を示しているのではないでしょうか。本展では、こうした細川護熙の美の世界を100点の作品によって紹介します。
【講演会】
日時:5月13日(土)14:00~15:00
場所:ミュージアムホール
講師:藤森照信 氏(建築家・江戸東京博物館館長)
※申込不要、定員120名
【学芸員によるギャラリートーク】
日時:6月10日(土)14:00~14:40
場所:展示室2
※申込不要、要観覧券
※新型コロナウィルス感染症の感染予防、拡大防止のため延期または中止することがあります。
開催期間 | 2023年4月8日(土) 〜 6月11日(日) |
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時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで)※月曜休館 |
場所 | 平塚市美術館 |
料金 | 一般800円(640円)、高校生、大学生500円(400円) |
アクセス | JR「平塚」駅(東口改札)北口、または西口より徒歩約20分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】平塚市美術館 |
TEL | 0463-35-2111 |
お問い合わせ先 | 平塚市美術館 |
ウェブサイトURL | https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/ |