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ホーム » イベント情報 » 【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」

【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」

平野杏子《輪廻の章III》1961年、作家蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
平野否子《春の風》1987年、作家蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
平野杏子《菩提樹の下のある日》1970年、平塚市美術館蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
平野杏子《静物 さんま》1950年、平塚市美術館蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
平野杏子《南山遙遠》1980 年、作家蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
平野杏子《飛石天》1984年、作家蔵
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」
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平塚市在住の洋画家・平野杏子の本格的回顧展

平塚を代表する女性作家、17年ぶりの紹介

平野杏子(ひらの きょうこ、1930~)は1930年に伊勢原市に生まれ、戦後1954年から平塚市に住む洋画家です。
女性作家が稀であった昭和戦前期から制作をはじめ、70年余に及ぶ画業のうち、数々の大作を手掛けたほか、女性作家による潮会の中心的役割を担い、そのアトリエが近隣の画家や評論家が交流する場になるなど、平塚の文化振興に大きな役割を果たしました。
平塚市美術館での本格的な展示は17年ぶりとなります。

生きるために描き続ける中で立ち現れた「幻視」の世界

結婚、出産、育児と制作の両立という課題に向き合う中で病を得、生と死、輪廻転生などについて考察するようになったことから、画業初期の穏健で温かな作風は一変。折しも画壇に表れた抽象表現の潮流をも見据え、仏典や仏教思想を容れて立ち現れた「幻視」の世界を描くことがライフワークとなり、平野杏子芸術の世界観がかたちづくられました。

70年余の画業の中で、貫かれた「原始」へのまなざし

出身地の伊勢原では幼少期に縄文土器や遺跡が出土。作家に「原始」「縄文」への憧憬の念を育み、その感性は土着の風土と信仰が混じり合う独特な画風を養いました。
作家は長い画業の中で多彩に画風を変換させましたが、ただその中でも平塚や湘南の地に太古から息づく風土を見出し、普遍的な哲学や造形思想を加えながら表わす「原始」へのまなざしは一つの柱として貫かれています。

 

本展では、密度のある大作を手掛けた60年代以降の作品から新作にいたる作品およそ60点を、二つのキーワード「幻視」「原始」をもとに紹介します。
生きることと創作の狭間で抱えた、深い悩み。それでも実際に自ら感じ、地に足を付けて描かれた作品に浮かぶ、作家のまなざしや描くことの喜び。

祈りにも似た境地で描かれた一群の作品は、ポストコロナの現代を生きる我々に、何を語るのでしょうか。

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※応募締切5/10(金)
プレゼント受付は締め切りました。沢山のご応募ありがとうございました!

このイベントは終了しました

【平塚市美術館】「平野杏子展 生きるために描きつづけて」

開催期間 2024年4月6日(土) 〜 6月9日(日)
時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)
※休館日:月曜日(但し、4/29、5/6は開館)、4/30(火)、5/7(火)

場所

平塚市美術館

料金

一般800円(640円)、高校生、大学生500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生、各種障害者手帳をお持ちの方とその付き添い1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)

アクセス

JR「平塚」駅(東口改札)北口、または西口より徒歩約20分

主催・協賛団体など

【主催】平塚市美術館
【協賛】神奈川中央交通株式会社

TEL 0463-35-2111
お問い合わせ先

平塚市美術館

ウェブサイトURL https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/

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