1945年8月6日の朝、広島市に投下された原子爆弾。その爆心地から約3キロ圏内で原爆の爆風や熱線、放射線を受けたピアノは「被爆ピアノ」と呼ばれます。
奇跡的に戦禍を乗り越え発見されたピアノには、ガラスの破片が突き刺さってできた傷や、爆風によってできたとみられるへこみがあり、原爆被害の大きさを物語っています。
2017年12月、非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)がノーベル平和賞を受賞したときにノルウェー・オスロで開かれた記念コンサートでは、その音色が世界に響き、多くの方々に感動を与えました。
今回はそのピアノを聴き、実際に触れ、被爆ピアノを修復した調律師・矢川さんのお話を聞く機会を持ちます。
◆プログラム
*広島で被爆したピアノコンサート
【今回演奏してくださる方】
・鮫島明子さん(桐朋学園大学卒業 パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティスト資格取得)
・橋本麻子さん(桐朋学園大学音楽部ピアノ科卒業 アルバトロス合奏団メンバー)
・水野玲子さん(武蔵野音楽大学ピアノ科卒業 薩摩琵琶とのコラボで海外公演)
※1回目と2回目の演奏者は変わることがあります
※曲目は当日のお楽しみ
*被爆ピアノを修復した矢川光則さんのお話
広島市の調律師矢川光則さんは戦後生まれの被爆2世。
被爆者からピアノ修理を依頼されたのがきっかけで、壮絶な被爆体験を聞き、平和のために自信が何を出来るのかを考え修復を始めたそうです。工房の4トントラックにピアノを積み、全国を巡りコンサートを開く活動もされています。
被爆ピアノは現在6台。修理は最低限にとどめ、側面の傷などは出来るだけ残し、原爆の被害を伝えています。
開催日 | 2019年9月29日(日) |
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時間 | 1回目 11時~(開場10時半~) |
場所 | カトリック藤沢教会 |
料金 | 全席自由 |
アクセス | 藤沢駅より徒歩4分 |
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主催・協賛団体など | 主催:藤沢で被爆ピアノを聴く会 |
TEL | 090-3400-4205 |
お問い合わせ先 | 曽根さん (またはTEL080-5073-4044今さん/TEL090-3475-7952小竹さん) |
ウェブサイトURL | http://fcath.starfree.jp/ |
チラシ等関連資料 | 添付ファイル |