おしいれから原っぱへ、神話からSFへ―
子どもたちの新しい物語を追い求めた児童文学者の冒険
古田足日が画家・田畑精一と共につくった絵本「おしいれのぼうけん」が生まれて今年で50年です。押し入れの中でくり広げられる子どもの不思議な冒険をえがいた同作をはじめ、『宿題ひきうけ株式会社』『ロボット・カミイ』など、はげしく変化する現代社会で育つ子どもの姿をあざやかにとらえた古田の作品は、子どもたちの支持を受けて読み継がれています。一方で古田は、児童文学の可能性をさぐる評論家としても活躍し、子どもを取りまく社会問題や平和運動にも、その中心となって取り組みました。本展では、当館がご家族から受贈した原稿や創作メモのほか、白梅学園に寄贈された旧蔵書や、田畑精一、久米宏一、堀内誠一らによるよる代表作の原画をもとに、子どもたちの生きる力になる新しい児童文学を追い求めた<古田足日のぼうけん>をたどります。
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開催期間 | 2024年8月10日(土) 〜 9月29日(日) |
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時間 | 9時半~17時(入館は16時半まで) |
場所 | 県立神奈川近代文学館 |
料金 | 一般500円、65歳以上・20未満および学生250円、高校生100円、中学生以下は無料 |
アクセス | 東急東横線直通・みなとみらい線「元町・中華街」駅6番出口から徒歩約10分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会 |
TEL | 045-622-6666 |
お問い合わせ先 | 県立神奈川近代文学館 |
ウェブサイトURL | https://www.kanabun.or.jp/exhibition/20459/ |