江の島サムエル・コッキング苑内には、藤沢市指定天然記念物のうち4件が植栽されています。
本年はその指定から50年の節目の年にあたります。
今回の展示では、この4件の天然記念物を描いた植物画のほかに、湘南の植物を描いた植物画約100点を一堂に会して紹介いたします。
ご協力いただいた植物画家の松本千鶴氏は、東京芸術大学卒業後、市内中学校(美術科教諭)を経て、植物画の第一人者である佐藤広喜氏に師事。以来、植物を精密に描く植物画に魅せられ、野草などの身近な植物を描き続けてきました。
現在は、植物画の教室を主宰しつつ、各地で個展の開催を行うなどの活動を行っています。
<江の島サムエル・コッキング苑の市指定天然記念物>
◆クックアロウカリアとシマナンヨウスギ
英国海洋調査船の館長キャプテン・クックが1774年発見した南洋植物で、明治時代にサムエル・コッキングが植えたもの。
◆ツカミヒイラギ
明治初期に植物学者・牧野富太郎博士が命名した原木にあたる。
◆タイミンチク群
稈(かん=中空になっている茎)が密生する特徴。苑内の大きな群落は珍しいもの。
開催期間 | 2021年9月9日(木) 〜 11月9日(火) |
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時間 | 10時~20時(土・日・祝日は18時迄) ※会期中に作品の入れ替えがあります |
場所 | 藤沢市民ギャラリー 常設展示室 |
料金 | 入場無料 |
アクセス | JR藤沢駅南口、「ODAKYU 湘南 GATE」6F 南市民図書館内 |
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TEL | 0466-27-0101 |
お問い合わせ先 | 藤沢市役所 生涯学習部 郷土歴史課 |
ウェブサイトURL | http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunkazai/press/tenji_shokubutsu.html |