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2024年12月13日(金)、新湘南バイパス今宿I.C.近くの神奈川県衛生研究所にて「衛生研究所公開セミナー　健康とくらしの安全に向けて」が開催されます。

神奈川県衛生研究所で日頃から取り組んでいる検査や調査研究などに触れ、毎日の健康や暮らしの安全に役立てられるような情報や知識を、研究所の職員がわかりやすく教えてくれます。また、外部講師による学術講演も予定しています。

◆発表内容
13時半～15時15分
１．インフルエンザウイルスの薬剤耐性株調査
微生物部 渡邉 寿美
感染症に対して薬剤治療を行うと、薬剤が効きにくい「薬剤耐性株」の出現がしばしば問題となりますが、インフルエンザも同様です。これまでに行ったインフルエンザウイルスの薬剤耐性株調査について解説します。
２．神奈川県における結核菌の分子疫学調査
微生物部 中嶋 直樹
結核は、結核菌を原因とする呼吸器感染症です。昔の病気と思われるかもしれませんが、現在でも年間約 1 万人の新たな患者が発生しています。今回は、神奈川県で実施している結核菌の分子疫学調査を紹介します。
３．我々の身近に存在する室内環境汚染物質について
理化学部 吉冨 太一
私たちは生活の大半を住居や学校など室内で過ごしています。室内環境中には数多くの化学物質が存在し、空気やハウスダスト等を通しても我々の体内に取り込まれます。室内環境の様々な汚染物質についてお話しします。

◆学術講演
15時半～17時
マイコプラズマ感染症の分子疫学：
新型コロナパンデミックの前後と今後の流行に備えて
国立感染症研究所　細菌第二部　部長　見理 剛 先生

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