【みどころ】
★比べてみるからわかる西洋絵画の面白さ!
ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史を追いながら、ロココvs新古典 女性ファッション対決、聖母子を比べる、リアルとファンタジー、など、関連する作品をペアや小グループごとに展示しているので、比較して鑑賞することで絵画が持つストーリーに触れることができます。初めての美術鑑賞にもピッタリです。
★日本初公開のサンディエゴ美術館コレクション全49点を、国立西洋美術館コレクション39点がお出迎え!
日米2館、総勢88点のコラボレーションをお楽しみに!
★スペイン美術の名品が勢ぞろい!
エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョ、ソローリャ…サンディエゴ美術館、実はスペイン美術の宝庫です。
★スペインの静物画、「ボデゴン」の最高傑作が来日!フアン・サンチェス・コターン《マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物》
サンディエゴ美術館の顔ともいえる重要作です。
★他にも有名作家が続々登場!
ジョット、フラ・アンジェリコ、ジョルジョーネ、ルーベンス、ドガ…。ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画600年の歴史を知る絶好の機会です。
【展示構成】
chapter 1 ルネサンス
西洋近代美術の礎は、14~16世紀にかけて、イタリアとネーデルラント(現在のベルギー、オランダ)で起こった革新運動によって築かれ、ヨーロッパ各地へ伝播しました。ジョットからボス(工房)まで、両地域のルネサンス絵画の展開を探ります。
chapter 2 バロック
サンディエゴ美術館の充実したバロック絵画コレクションを基に国立西洋美術館所蔵の優品を組み合わせながら、17世紀美術の展開をスペイン、イタリア及びフランス、フランドル及びオランダと、地域別にご紹介します。
chapter 3 18世紀
この時代の美術をリードしたイタリア絵画とフランス絵画の展開に焦点を当て、両館のコレクションから風景画、肖像画、風俗画それぞれのジャンルにおける地域ごとの特徴を見ていきます。
chapter 4 19世紀
本章では、19世紀絵画における人物表現に着目します。この時代、古典絵画の伝統と新しい時代の要請する近代性をそれぞれの手法で融合することを目指した多くの画家が活躍しました。その多彩な表現のあり方を探ります。
【美術館紹介】
アメリカン・ドリーム「ヨーロッパを凌駕しよう」
★サンディエゴ美術館★
カリフォルニア州の最南端に位置するサンディエゴは、スペインからの植民者によって築かれた町で、現在では同州第2の人口を擁する大都市です。サンディエゴ美術館は、地元の有力市民たちの手導のもと1926年に開館し、16世紀スペインのプラテレスコ様式を復古したその建物には、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地の美術作品約32,000点が収蔵されています。中でも核となるのはヨーロッパ古典絵画のコレクションで、それらは主に1930-40年代にかけて、パットナム姉妹※を中心とした篤志家の協力により築かれました。そのラインナップは他のアメリカの美術館同様に網羅的でありながら、同国のコレクターの好んだ初期イタリア絵画や、サンディエゴの歴史を反映したスペイン美術に優作が多いことが特徴です。
※パットナム姉妹…アンとエイミー・パットナムは発明家であった叔父及びその事業を引き継いだ従兄弟から莫大な遺産を相続し、それを基に多数のヨーロッパの古典絵画を購入、サンディエゴ美術館に寄贈しました。
実業家の夢「あこがれの西洋美術を日本へ」
★国立西洋美術館★
国立西洋美術館は、実業家松方幸次郎の収集した西洋美術コレクションの一部がフランスから日本に寄贈返還されるに伴い、東京・上野公園に1959年に設立されました。その建物(現在の本館)はル・コルビュジエの設計によるもので、ユネスコ世界遺産にも登録されています。1910-20年代にヨーロッパで収集された当初のコレクションは、印象派を中心に19世紀から20世紀初頭の絵画と彫刻に限られていましたが、1960年代末以降古典絵画の網羅的な収集が開始され、現在ではゴシックからロマン主義に至る古典絵画を含む、6,000点以上の西洋美術作品を所蔵しています。近世以降のヨーロッパ美術を俯瞰するそのコレクションは、日本国内のみならず東アジアにおいて最も充実したものとして知られています。
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「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」
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※応募締切3/10(月)
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開催期間 | 2025年3月11日(火) 〜 6月8日(日) |
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時間 | 9時半~17時半(金・土は20時まで) 休館日:月曜日、5月7日(水) |
場所 | 国立西洋美術館【東京・上野公園】 |
料金 | 一般 前売2,100円/当日2,300円 |
アクセス | ・JR「上野」駅公園口下車徒歩約1分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】国立西洋美術館、サンディエゴ美術館、日本経済新聞社、TBS、TBSグロウディア、テレビ東京 |
TEL | 050-5541-8600 |
お問い合わせ先 | ハローダイヤル |
ウェブサイトURL | https://art.nikkei.com/dokomiru/ |
備考 | 画像写真の無断転載を禁じます |