貴重な「個人の記録」と初公開資料から、関東大震災当時の横浜をたどる
100年前の大正12(1923)年9月1日、横浜を悲劇が襲います。午前11時58分、神奈川県を震源とするマグニチュード7.9の大正関東地震は、南関東一帯の大地を揺らしただけでなく、都市部において同時多発的な火災を引き起こしました。これによって国際的な貿易都市だった横浜は僅か一日で焼け野原となります。
今日、「関東大震災」と呼ばれるこの地震災害では、全体で約10万5000人、横浜市でも推定26,623人が犠牲となったほか、多くの負傷者を出します。また、都市の社会基盤が崩壊するなか、不正確な情報も飛び交い、被災地は大混乱となりました。さらに外国人を含めた被災者たちは横浜の地を離れていきます。そうしたなか、大災害を生き抜いた横浜市民は、自らの体験を日記や回想録、写真等に残していきました。
本展示では、これまでの調査研究の成果を踏まえつつ、横浜の関東大震災を残された個人の記録から再現していきます。
開催期間 | 2023年8月26日(土) 〜 12月3日(日) |
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時間 | 9時半~17時 月曜休館(月曜が祝日の場合開館、翌平日休館) |
場所 | 横浜開港資料館 企画展示室 |
料金 | 一般500円 |
アクセス | ・みなとみらい線「日本大通り」駅4番出口から徒歩2分 |
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主催・協賛団体など | 主催:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(横浜開港資料館・横浜都市発展記念館) |
TEL | 045-201-2100 |
お問い合わせ先 | 横浜開港資料館 ※横浜都市発展記念館は、全館空調機更新工事のため、2024(令和6)年夏頃まで休館しています。 |
ウェブサイトURL | http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/shinsai100th/ |
備考 | 【関連企画】 ●記念講演会「日本史のなかの関東大震災-防災から防空へ-」※事前予約制 ●ミニ展示 (会場:横浜開港資料館 ミニ展示コーナー) ●ガイドツアー「関東大震災の被災体験を歩く」 ●関連書籍「関東大震災100 年 関東大震災と横浜 ―廃墟から復興まで―」販売 |