タグチ・アートコレクションは、実業家の田口弘氏が収集した国内有数の現代美術コレクションです。400 点を超えるコレクションは、出身地もさまざまで、グローバルに活躍する作家たちの作品からなり、いまの美術の動向を一望することができます。本展では、コレクションの中から、2000 年代に制作された作品を中心に、現代の美術作品を紹介します。
現代の美術の特徴のひとつに、作品の中に「美術とは何か」という自己言及性を抱えていることが挙げられます。アンディ・ウォーホルのように広告やアニメーションのイメージを取り込んだり、あるいは、過去の巨匠の作品を引用したりしながら、「私の考える美術」を提示しています。
また、ものをつくるという行為は、作家の体そのものから発する内的なものだという考え方もあります。民族やジェンダーを主題にした作品や、映像作品にみられる物語性を取り入れた作品は「私はなぜ私であるのか」を見る人に問いかけてきます。
どのような作品であれ、作家のアイデアは独創的で、ユーモアと機知に富んでいます。作品を見て、おかしくて笑ってしまったり、はっと気付かされたり、深く考えさせられたりしながら、美術館でアート体験をお楽しみください。
【出品作家】
青山悟、淺井裕介、マシュー・バーニー、ヨナス・ブルゲルト、ホセ・ダヴィラ、セバスチャン・ディアズ・モラレス、ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ、トレーシー・エミン、マーク・フラッド、モリーン・ギャレース、五木田智夫、ジョアン・グスマン&ペドロ・パイヴァ、キース・ヘリング、セクンディノ・ヘルナンデス、カンディダ・ヘファー、今津景、ハイヴィ・カーラマン、金氏徹平、加藤泉、川俣正、小泉明郎、丸山直文、ライアン・マッギンレー、ミヤギフトシ、ジョナサン・モンク、リチャード・モス、ヴィック・ムニーズ、村上隆、オスカー・ムリーリョ、奈良美智、西村有、大竹伸朗、オスカール大岩、ヨーコ・オノ、ジュリアン・オピー、ジョルジュ・オズボルト、ロブ・プリット、ゲド・クイン、マリナ・レインガンツ、クリスチャン・ローザ、ウィレム・サスナル、さわひらき、澤田知子、杉本博司、杉戸洋、鈴木ヒラク、照屋勇賢、トゥークラル&タグラ、マリオ・ガルシア・トレス、アンディ・ウォーホル、リネット・ヤドム・ボアキエ
以上51 作家
開催期間 | 2018年4月21日(土) 〜 6月17日(日) |
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時間 | 9時半~17時(入場は16時半まで) 月曜休館(ただし4月30日は開館) |
場所 | 平塚市美術館 |
料金 | 一般800(640)円、高校生・大学生500(400)円 ※( )内は20名以上の団体料金 |
アクセス | JR平塚駅東改札・北口よりバス「美術館入口」下車徒歩約1分 |
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主催・協賛団体など | 【主催】平塚市美術館 【特別協力】タグチ・アートコレクション 【協力】湘南造園株式会社 【協賛】神奈川中央交通株式会社 |
TEL | 0463-35-2111 |
お問い合わせ先 | 平塚市美術館 展覧会担当:学芸員・江口恒明(えぐち つねあき) |
ウェブサイトURL | http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00065.html |
備考 | ●中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ●各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料 ●65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金 |