講師:岡山 理香氏 (東京都市大学共通教育部准教授)
茶室は茶の湯を行う場である。亭主が客を招き、茶をふるまう。
例えば、千利休が作った国宝「待庵(たいあん)」や、豊臣秀吉の「黄金の茶室」などが思い浮かべられるであろうか。
茶の湯は、15世紀に生きた村田珠光(むらた じゅこう)によって始められ、その頃より、今日「茶室」と呼ぶ空間が生み出されていった。
江戸時代までにも様々な茶室が作られたのだが、明治期に入り、更に新たな趣向の茶室が作られていくこととなった。
実は、茶室という言葉も近代に入って広まったものである。
今回は、近代茶室を多く手掛けた仰木魯堂(おおぎ ろどう 本名:敬一郎 1863~1941)を中心とした内容としたい。
自らも茶人であった魯堂は、東京音羽護国寺の茶室群を整え、神奈川県内にもいくつかの数寄屋を手掛けている。
本講演で茶室や茶の湯を少しでも身近に感じていただけたら幸いである。
開催日 | 2018年7月15日(日) |
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時間 | 14時~16時 |
場所 | 善行公民館ホール |
料金 | 資料代500円 |
アクセス | 小田急線善行駅西口徒歩3分 |
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主催・協賛団体など | 主催/善行雑学大学 |
TEL | 0466-82-0517 |
お問い合わせ先 | 善行雑学大学 宮田英夫さん |