開高健(かいこうたけし・1930 – 1989)は二度、自伝小説への取り組みを行っています。
一度目は38歳の時に出された「青い月曜日」。
そして2度目は55歳の時、音の記憶をたよりに自らの半生を描いた「耳の物語」。
少年時代から学生へ、そして結婚から女児誕生までを描いた「破れた繭」、
壽屋(サントリーの旧社名)入社から芥川賞受賞、ベトナム戦争、そして現在までを描いた「夜と陽炎」の2巻で構成されている長編小説です。
冒頭には執筆の動機として
「考えあぐねて月と年を重ねるうちに、やっと、耳だけはのこされているのではあるまいかと思いあたり、耳から過去をとりだしてみようと思いたった」
と記されています。
今回は、同作品の直筆原稿、関連資料を紹介しながら、氏がどのように自身の半生を再構築したか深掘りしていきます。
開催期間 | 2018年4月14日(土) 〜 9月30日(日) |
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時間 | 10時~18時(入館は17時半迄) |
場所 | 茅ヶ崎市開高健記念館 |
料金 | 各館観覧料200円・「茅ヶ崎ゆかりの人物館」との共通観覧料300円 (18歳未満・高校生以下無料) |
アクセス | 茅ケ崎駅南口よりコミュニティバス「開高健記念館」下車すぐ |
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TEL | 0467-87-0567 |
お問い合わせ先 | 茅ヶ崎市開高健記念館 |
ウェブサイトURL | http://kaiko.jp/kinenkan/ |
備考 | 茅ヶ崎ゆかりの人物館・茅ヶ崎市開高健記念館 Facebook“ヶ崎ゆかりの人物館・茅ヶ崎市開高健記念館 |