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「市民のための映画史講座」として活動を始めた「湘南映画上映会」。これまで多くの方にご来場をいただき、おかげさまで今年で10周年を迎えました。

第46回となる今回は、10周年を記念して「女性映画特集」として2本立て上映を行います。
入場は無料。会場は、茅ヶ崎市図書館です。

上映作品は、女性監督の第一人者アニエス・ヴァルダの「幸福(しあわせ)」と、チェコの女性監督で最も偉大と言われているヴェラ・ヒティロヴァーの幻の傑作ガールズムービー「ひなぎく」です。

今回も上映後、映画評論家・出口丈人氏の講演をいただきます。

【作品情報】
◆「幸福(しあわせ)」(1964年・仏/80分)
妻と二人の子供とともに、平凡で実直な生活を送っていた男は、仕事中に出会った若い娘と恋に落ちてしまう。
「幸福とは何か」を観る者に問いかける、女性監督アニエス・ヴァルダの代表作。

監督・脚本：アニエス・ヴァルダ
1965年ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞作

◆「ひなぎく」(1966年・チェコ/75分)
偽名を名乗り、好き勝手にいたずらをして、自由奔放に生きる2人の女の子の姿をポップでアバンギャルドな映像で映し出す。
日本でもカルト的な人気を集める、女の子映画の決定版！

監督：ヴェラ・ヒティロヴァー

【ゲスト・講演】
出口丈人氏(映画評論家)
早稲田大学大学院修了。共立女子大等で、映画史・作品論を教える。
世界映画史を通して、映画の神髄を解説致します。著書「映画映像史」