高気密・低燃費な住まいづくりを提案する「ウェルネストホーム」(芝山さゆり社長)の構造見学会が鎌倉市に建設中の住宅で開催中です。
同社の創業者であり開発者でもある早田宏徳さんは、2007年にエネルギー先進国のドイツへ足を運び、レベルの高い省エネ住宅を目の当たりに。「持続可能な社会をつくるためには、ドイツのような低燃費住宅が不可欠」という思いを伝えるために、2007年から2011年まで日本全国を行脚したそうです。そして、「エネルギー資源に乏しい日本で、省エネ住宅を造っていかないと日本の将来のためにならない! 未来の子どもたちのために!」というスローガンのもと、2012年に同社を設立されました。
同社が考える「良い家」とは、「安心して、健康に、快適に暮らし続けることが出来る家」
①耐久性(真の耐震性)
②健康(家の健康=住む人・動植物の健康)
③快適性(我慢せず、省エネでも快適に年間通して暮らせる)
これら3つを住宅を建設する上で最も大切にしているそうです。
「ウェルネスト」の「ネスト」は“巣”“居心地の良い場所”という意味があり、「良い巣作り」を支えていくことが同社の理念です。
実際に建物に入ってみました! 超高気密・低燃費を実現している“しかけ”の数々
玄関に入り扉を閉めると、外の音が聞こえなくなり気密性の高さをすぐに実感できました。家の隙間面積を示す値は日本のハウスメーカーでトップの数字で「家の中の隙間をあつめても名刺半分位の大きさしかないんです」とのお話にびっくり! 夏でも冬でもエアコン1台で快適に暮らせるそうです。
【徹底的に断熱。低燃費で過ごしやすい家】
室内は、室温は暑さ・寒さを感じない快適な温度です。快適な室温を実現するために、断熱にも徹底的にこだわっていることがわかりました。断熱材だけで185mmあり、これは一般的な住宅の2倍以上の量とか!
外張りの断熱材は岩を材料として加工された「ロックウール」(写真上)、内断熱には「セルロースファイバー」(写真下)という天然繊維(パルプ)を使用していて、これはなんと新聞紙をリサイクルして作られているそうです!!
つまり、外の「暑さ」「寒さ」を室内に入れないので、冬でも20~23℃の室温を保つことができ、1階・2階の温度差も2℃前後に。急な温度差により体に不調をきたすヒートショックも予防できますね。
さらに「窓」にも断熱性能があり、樹脂製のガラスが3枚も重なった世界トップクラスの断熱性能を誇る「トリプル樹脂サッシ」を採用。窓枠も樹脂製で、「結露はほとんどしない」そうです。
【緑の柱でシロアリNO! 耐震等級3が標準仕様】
同社の住宅で標準採用されている構造材は「緑の柱」と呼ばれる、シロアリや腐れに非常に強い材料。見た目が緑がかった色をしているのですが、これは、防腐・防蟻効果のある保存剤を加圧注入処理しているためだそう。シロアリを寄せ付けないので新築時の耐震性・耐久性を維持し続けることができ、理論上では100年以上の耐久性があるといわれているとか!耐震等級も最高の「3」を標準としているそうです。保存剤の主成分は、ウェットティッシュや歯磨き粉など私たちの身近な商品に使用されている成分なので、安全ですね。
このように、構造見学会では、柱や壁の中など隅々まで実際に目で見て確かめることができます。様々な“しかけ”をぜひ体感してみてください。
一番高価な買い物だから、情報を余すところなく提供。“試住”ができるのも魅力!
社長の芝山さゆりさんは2人の子を持つ母。住宅購入後に子どもがシックハウスに悩まされるなど苦い経験があったそうです。「家を購入する際の情報の取捨選択は、専門的なことが多く本当に難しいです。正しい情報を手に入れて、未来の子どもたちに託せる家造りをしていただきたい。私たちは分かりやすく、どんな疑問や不安にもお答えいたします。そして、ワクワクする時間を共有させていただきます」(芝山さん)。また、「試着や試乗はするのに、家は試さないの?」との考え方から、お客様には“試住”をしてもらうそうです。
11月は鎌倉で週末見学会開催中!
今回見学させていただいた鎌倉市に建設中の住宅では、2019年11月の毎週末、完全予約制の構造見学会を開催中です。気になった方はぜひ見学して・高気密住宅を体感してみてください。各日限定2組のため、お早めにご予約を!
●開催日
10日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(土・祝)、24日(日)、30日(土)
●ご予約はこちらから
https://wellnesthome.jp/event/